1971年(昭和46年)、業務用VTR(ビデオ・テープ・レコーダー)の発売を契機に、先代社長である住谷幸生(2015年8月16日没)が弊社を創業いたしました。
当時、30kgを超えるVTRはまだ高価で特別な存在。先代は、このVTRがどれほど素晴らしいもので世の中の役に立つかを、まるで伝道師のように伝え歩きながら販売しておりました。この「物を売るのではなく、その製品がどう役に立つかを訴える」という精神こそが、当社の原点であり、問題解決(ソリューション)を提供するビジネスを推進してきたルーツです。

この精神は、お客様の視点に立ち、システムを構築・提供する「顧客優先主義」をモットーとする企業理念の礎となりました。この考え方は、セキュリティシステム関連事業がメインとなった今も一切変わっておりません。
セキュリティシステム事業は、1984年(昭和59年)に日本IBM様へ監視カメラシステムを納入したことをきっかけに本格的に始まりました。
その後、当時としては画期的なPCベースの監視カメラシステム(CCTVシステム)やアラームモニタリングシステムを開発・納入するなど、常に先進的な取り組みを行ってまいりました。
現在、当社は映像ソリューションの新たな地平を切り拓くべく、独自の「エンジニアードディストリビューション」体制を確立し、進化を続けております。これは、大規模かつ高難度な監視カメラシステムにおいて、最新のIP VMSソフトウェアである「NxWitness」を中核に据え、単なる製品販売にとどまらない、高度なシステム設計・構築・販売を可能にするものです。
NxWitnessは、映像・音声に加えて映像内のオブジェクト属性データをリンクして記録・検索できる革新的なVADMS(映像・音声・メタデータ管理システム)へと進化を遂げました。これにより、当社のセキュリティ事業は一層強化され、さらにその恩恵はFA(ファクトリーオートメーション)分野にも広がり、ディーラー様との協力体制のもと、新たな価値提供を推進しております。もちろん、弊社の礎である入退室管理システムにおいても、常に次世代のシステムを世界中から探求し続けています。
創業以来、当社は単なる機器販売業者ではなく、コンサルティングベンダーとしてお客様のオフィスレイアウトから運用管理までを見据えたセキュリティシステム設計をご提案し、高い評価をいただいてまいりました。この本質は今も変わらず、代理店を介した販売体制においても、常に新しい技術・システムを研究し、他システムとの連動・統合や新しいデバイスの開発を通じて、独自の強みを一層磨いております。
1990年代半ばからは、情報システム事業においてAV会議室のコンサルティング営業に特化し、特に外資系企業の最先端AV会議室・TV会議室の設計・施工・保守で確固たる実績を築いてまいりました。
今後、私たちはセキュリティビジネスにおいてリーディングカンパニーとしての評価と実績をさらに発展させ、特にNxWitness IP VMSを中心にAI画像解析技術をより高度に取り込んだシステムに特化することで、日本のセキュリティビジネスの最先端を担ってまいります。また、「無い物は作る」という精神で企画開発をさらに進め、スマートでクールなセキュリティシステムを構築し、業界を先導する役割を果たしてまいります。
お客様にビデオテクニカを選んで心からご満足いただけるよう、全社一丸となって今後も精進してまいりますので、引き続きご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
代表取締役社長 住谷 健
