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セキュリティの考え方
◆セキュリティとは?

 企業が安心して事業を発展させてゆく為に、企業内外からの危険や脅威から企業の財産(人・物・情報・金) を守る為の仕組みのことと定義されます。



◆日本のセキュリティは? ⇒ 日本は、今までは安全な国でした。

- これまでのセキュリティとは警備会社に管理を依託し、外部からの侵入を防ぐ事に主眼を置いたものでありました。
- 安全な国“ 日本 ”に変化の兆し。
コンピュータ・通信の発達に伴い企業を取り巻く情報環境が、グローバリゼーションによるボーダーレス化によって日本でも変化しつつあります。また、外国人の入国者数の増加に比例して犯罪件数が上昇しているほか、2005年4月の『個人情報保護法』完全施行による、社会安全保障の確保が急務となっています。事務所の安全だけでなく社員・従業員とその家族に至るまでセキュリティを確保することが日本企業の緊急課題となってきています。



◆新しいセキュリティの必要性 ⇒ 個人情報・知的所有権をいかにして守るのか?

 企業犯罪の80%は内部犯行という事実をご存知でしょうか。外部からの侵入だけでなく情報の内部漏洩も考慮にいれた総合セキュリティ対策が必要であり、既存のシステムでは個人情報や知的財産は守れなくなっています。欧米では既にセキュリティは経営の中枢機構に組み込まれており、企業はリスクマネージメントを実践しています。(企業自身がセキュリティを考え財産を守る必要性を認識しています。= コーポレートセキュリティ)



◆「コーポレートセキュリティ」という概念

 企業は、365日24時間セキュリティを維持する必要性があり、ビル管理会社・警備会社は、人がいない時間帯だけでなく、人が居る時間帯もセキュリティを維持することが要求されます。
また、企業内では、どの情報に価値があるか、何が大切かを知っているのは社員であり、それらの情報漏洩をどの様に防ぐか、情報セキュリティ対策の構築が必要となってきています。また、顧客情報流出を防ぐため、個人情報保護法の施行による対策(セキュリティポリシー)が必要となりました。

 企業では、総合セキュリティ対策として何時、何処に、誰が入室出来るか?という社員の行動制限と何時、何処に、誰が入室したかの記録を残す必要があり、さらに外部からの侵入と、社内からの情報漏洩を防ぎ、安全で高位のセキュアな環境の提供と、その重要性を社員・従業員全員が認識させることのできる環境を自社で構築し管理することが、コーポレートセキュリティと言えます。

- セキュリティによる貢献利益を考える
セキュリティシステムが無い場合の損害がどの程度あったのか、その復旧に関わる時間、金額がどの程度であったのかが、セキュリティによる貢献利益と見なすことが出来ます。

- 企業にとって何が財産であるかを認識する
・人(社員):実際に会社を運営し、利益や損害も生み出します。そうした社員を守る事を第一に考える必要があります。
・物(情報):商品・備品・設備等のハードウェアと知識・経験・情報(顧客情報)などの知的所有権を含むソフトウェアがあります。
・金(時間):銀行や金庫に保管された資産があります。



◆コーポレートセキュリティの実践

- 社員の意識改革。
- セキュリティは会社の利益だけでなく自分の利益にもなる。
- IDカードの常時着用。
- 部外者と関係者の違いを一目で判断。
- 知らない人をうろうろさせない。
- 部外者(臨時カードや、お客様カード、何もない人に)への呼掛け、声掛け
⇒これだけでセキュリティは大幅に向上する!
⇒必ずしも社員証である必要はない!

- 帰社時のオフィース家具の施錠。
- コンピューターセキュリティ。
- 通常営業時間外のFAX送受信の禁止等。
- E-mailの制限や事後検証。
- ウィルス対策。
- インターネットの問題サイトへのアクセス拒絶、など。



◆今後のセキュリティシステムの動向は?フィジカルセキュリティを中心に

- カード=コンタクトレススマートカード(Mifare、Felica)、ハイブリッドカードへ。
- 個人情報保護対策を考慮したLog監視システムの構築。
- フィジカルセキュリティとロジカルセキュリティの統合。
- 生体認証(バイオメトリックス)。
- 監視カメラシステムによる映像認識。
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